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2020年07月03日
LAVLEが新型エネルギー貯蔵システム「プロテウス」を開発
―船舶等の電気推進普及に向けて信頼性を大幅に向上―


東京都立大学発のベンチャー、株式会社スリーダム(横浜市、松村正大社長)傘下の米国法人LAVLE USA, Inc.(LAVLE)は、リチウムイオンバッテリーエネルギー貯蔵システム(ESS)のフラッグシップモデル 「プロテウス(Proteus)」を発表しました。
Proteusは海洋、防衛、エネルギー、鉄道等の電動化を念頭に高信頼性、品質、コスト効率 の大幅な向上を実現させました。

このESSはスリーダムの特許技術である均質多孔構造のセパレータや次世代バッテリーセルの信頼性、寿命、稼働時間を最大化すべく設計されており、そのパフォーマンスと高信頼性はまさに時代を画すものです。

世界の運輸セクターで消費されているエネルギーの約95%は化石燃料であり、温室効果ガス排出量の15%以上に相当しています。環境負荷の軽減には早期の電動化が望まれますが、Proteusは以下のような信頼性の向上によりこの期待に応えるものです。

LAVLE CEO、Jason Nyeは次のようにコメントしています。
「Proteusは船舶をはじめとするモビリティの電動化をさらに進めるために必要な性能と信頼性を提供出来る優れたソリューションです。Proteusは私どもが革新的次世代技術を市場に投入するための最初のステップであり、脱炭素社会の実現に向けて意義ある影響を与えられると期待しています。」

Proteusは第三者認証機関DNV-GLによる製品認証プロセス中です。
ProteusをはじめとするLAVLEの技術開発状況に関しては以下をご参照下さい。
https://lavle.com/solutions/

以上

本件問い合わせ先
株式会社スリーダム 青木宏道
h-aoki@3dom.co.jp

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