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2023年11月27日
noco-noco、日本の電気自動車メーカーAssemblepointを買収予定

脱炭素ソリューション・プロバイダーであるnoco-noco Inc. (NASDAQ: NCNC、以下noco-noco)は、フィリピンで事業展開している日本の電気自動車メーカーAssemblepoint Co. Ltd.(以下「アセンブルポイント」)の株式51%を、株式交換により約360万ドルで取得する意向を発表しました。世界規模での環境と輸送に関する課題を解決することを共通の目標とし取り組んでいきます。本買収は、2024年第1四半期に完了する予定で、これにより2024年の増収増益が見込まれます。この買収案は、noco-nocoの「長寿命で耐高温性のバッテリ技術」と、アセンブルポイントがもつ「品質と精度を担保した日本設計である強みと現地生産による低コストを兼備することで急速に普及拡大が見込まれる電動バス『SmartBus』を融合させることになります。

フィリピンは、2023年までに主要業界の排出量を75%削減することを約束していますが、充電インフラが十分整備されていないことや資金不足といったボトルネックにより、進捗が妨げられています。

noco-nocoのバッテリ技術とアセンブルポイントの短期間で生産できる手法の強みが相乗効果を発揮し、輸送部門の脱炭素化に向けた変革的ソリューションを提供します。

フィリピンにおけるアセンブルポイントのwalk-in van

 

アセンブルポイントの機敏な生産工程(APP: アジャイル・プロダクション・プロセス)は、まず日本の技術陣が電動バスの部品やコンポーネントの設計、プロジェクト管理、調達を一元的に行います。この結果、従来の自動車メーカーに見られる大型設備や高価な組み立てラインが不要となり、アセンブルポイントのチームが現地の電動自動車メーカーと共同で生産することが可能になります。アセンブルポイントのEVバスは長時間にわたる充電待機時間を必要としない交換式バッテリーパック仕様となっています。こうして、フィリピンの混雑した幹線道路や狭い裏道を走る高品質で精密でありながら手頃な価格の電気ミニバスが実現しました。

noco-nocoの価値は、画期的なX-SEPA™バッテリ技術にあります。X-SEPA™セパレータと独自の電解液を組み込んだリチウムイオン電池(以下、LiB)は、60℃の高温環境という非常に厳しい耐久試験で、従来のLiBの5倍の寿命を示しました。一般的なEV用バッテリは35℃を超えると性能が低下してしまうこともあり、この画期的な成果は非常に重要なものとなります。2022年に夏の気温が灼熱の50℃まで上昇したフィリピンのような発展途上国では、このようなX-SEPA™で強化されたバッテリは、持続可能な輸送の可能性を大きく転換するものとなります。バッテリの長寿命化はリース期間の延長につながり、リース料を直接的に引き下げることになり、リースの活用者と提供者の両方にメリットをもたらします。加えて、このソリューションは、バッテリ・エネルギー貯蔵システム(BESS)を二次利用先とする交換式バッテリの実現可能性をもたらし、フィリピンの遠隔地や経済的に脆弱な地域における持続可能エネルギーに対する要求を満たす手立てとなります。

買収を完了すると、noco-nocoは様々な地域でのリース事業を拡大することができるようになり、将来的にはスリランカ、ケニア、インド、中東といった急成長中のEV市場への進出も目指しています。CleanTechnicaのレポートは、フィリピンで2030年までに600万台以上の電動自動車が公道を走っていると見込んでおり、この買収によって開拓される市場規模は相当なものになると予想されます。そのうち60万台がEV バスや電動商用車や電動建機となる見込みです。アセンブルポイントは既に累積28台のEVバスを世界で展開していますが、スリランカ市場向けに29台目が納入される予定です。

 

noco-nocoの松村正大CEOのコメント:

noco-nocoとアセンブルポイントの協働は、単に製品を組み合わせるということではなく、包括的なサービスを提供するということです。交換可能式バッテリは、温室効果ガス排出削減戦略、革新的なバッテリソリューション、バッテリリースビジネスモデルと統合されることで、共生的なパートナーシップの基盤を形成します。フリート・リースはカーボン・クレジットと組み合わせることで提供価値をさらに強化できるようになり、お客様へ包括的なソリューションを提供します。この戦略的な取組みに関して、我々は2030年までにフィリピンの商用車市場の10%以上を獲得するという具体的な目標を掲げています。

 

アセンブルポイントの宮下崇CEOのコメント:

世界で様々なパイロット・プロジェクトが実施されていますが、社会実装や事業化に成功した事例はほとんどありません。車両の販売で利益を確保するためには、製造工程を綿密に計画・設計し、コスト管理を徹底した上で生産することが重要です。2025年末までには2000台以上のEVバスがモビリティ・物流・エネルギー関連のお客様に納入される予定です。無駄のない俊敏な製造工程により、当社は本モデルを急速に横展開ことが可能で、未発展の国や発展途上国での福祉や経済の向上に貢献する手頃な価格のソリューションを提供することができます。

 

本売買契約の完了には、満足できるデューデリジェンスの完了や、noco-nocoが本取引について株主の承認を得ること、さらに本取引に必要な規制当局の同意と承認を得ることなどの通例的な前提条件が含まれています。

 

 

 

noco-nocoについて:

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命・高耐熱性能を実現した画期的なバッテリセパレータ技術「X-SEPA™」から、グリーン輸送のためのカーボンニュートラル・リース・プラットフォーム「noco-noco Lease」まで、noco-nocoはクリーンで手ごろな価格の持続可能なエネルギーソリューションの必要性に取り組んでいます。noco-nocoは、オーストラレーシア全域で重要な二酸化炭素削減プロジェクトを開発するだけでなく、EVバッテリにIoTデバイスを搭載し、データライトでスマートなエネルギーの最適化と利用を実現する未来に向けて取り組んでいます。

 

アセンブルポイントについて:

アセンブルポイントは、フィリピンで日本ブランドの電動ミニバスとミニバンを製造・販売するEVメーカーです。同社は2018年にプロトタイプを完成させ、2023年時点ですでに公共バス事業者や物流会社などに車両を納入し、公道を走行した実績もあります。アセンブルポイントは、EVシフトが急速に進むASEAN地域を中心に事業を展開していきます。

 

問い合わせ先:

株式会社スリーダムアライアンス
グローバル広報
電話:03-5544-8275(代)
E-mail:pr@3dom.co.jp

 

セーフハーバー声明:

本プレスリリースには、1995年米国私的証券訴訟改革法で定義された「将来の見通しに関する記述」が含まれています。将来の見通しに関する記述には、計画、目的、目標、戦略、将来の出来事または業績、および基礎にある仮定に関する記述、および過去の事実に関する記述以外のその他の記述が含まれます。noco-noco Inc.(以下「当社」)が、「できる(may)」、「する(will)」、「意向である(intend)」、「ものとする(should)」、「信じる(believe)」、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「推定する(project)」、「見積もる(estimate)」、または過去の事項のみに関連しない同様の表現を使用する場合、それは将来の見通しに関する記述をしています。将来の見通しに関する記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものであり、実際の業績は、将来の見通しに関する記述に記載された当社の予想とは大きく異なる可能性があります。これらの記述は、当社の目標および戦略、当社の将来の事業展開、製品およびサービスの需要および受け入れ、技術の変化、経済状況、中国における第三者資産管理業界の成長、評判およびブランド、競争および価格設定の影響、政府の規制、中国および当社がサービスを提供する国際市場における一般的な経済およびビジネス状況の変動、前述のいずれかの基礎となる仮定または関連する仮定、および当社が証券取引委員会に提出した報告書に記載されているその他のリスクを含む(ただし、これらに限定されない)不確実性およびリスクの影響を受けます。とりわけこれらの理由により、投資家は本プレスリリースの将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。その他の要因については、当社が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されており、www.sec.gov上でご覧いただけます。当社は、本プレスリリースの発表日以降に発生する事象や状況を反映するために、これらの将来の見通しに関する記述を公に修正する義務を負いません。

2023年11月21日
第64回電池討論会で3DOMセパレータ「X-SEPA™」を搭載したリチウムイオン二次電池および次世代リチウム金属二次電池の研究データを発表

 

株式会社スリーダムアライアンス(3DOM)およびnoco-tech Inc.は、3DOMが開発した革新的セパレータ技術「X-SEPA™」を搭載したリチウムイオン二次電池および次世代リチウム金属二次電池の電池特性に関する2つの研究データについて、第64回電池討論会で発表します。

 

学会名 : 第64回電池討論会
開催期間 : 2023年11月28日(火)~30日(木)
開催場所 : 大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)

発表日時 2023年11月28日(火) 14:20~14:40
タイトル 3DOMセパレータを用いたイオン液体電解質系Li金属二次電池の特性

発表日時 2023年11月29日(水) 11:20~11:40
タイトル 3DOMセパレータを使用した長寿命リチウムイオン二次電池の開発

第64回電池討論会のWEBサイトはこちら

 

2023年11月21日
noco-noco、TESNOLOGY株式会社との戦略的提携を発表 
スマートシティ構想の推進 

シンガポール/日本、2023年11月10日 – noco-noco Inc.(Nasdaq銘柄「NCNC」)の完全子会社であり、脱炭素ソリューション提供を主導しているnoco-noco Pte.Ltd.(以下、「noco-noco」)は、スマートシティ向け技術開発に特化した先駆的な研究開発グループのTESNOLOGY株式会社(以下「TESNOLOGY」)と戦略的業務提携を締結しました。この提携は、noco-nocoのX-SEPA™(セパレータ)技術を搭載した高付加価値電池とTESNOLOGYの分散型エッジ制御技術をシームレスに統合した画期的なRCTnmデバイス群の開発と実用化を加速させることを目的としています。

CES2023とVivaTech2023で初公開されたRCTnmデバイスは、エネルギー管理、分散化、およびスマートシティの実現に向け大きな飛躍を意味します。

世界的な気候変動危機を受けて、世界は二酸化炭素排出の多いデータ・ソリューションから、より持続可能なエネルギー管理へと移行しつつあります。この提携により、noco-nocoとTESNOLOGYはこの転換の最前線に立ち、都市が持続可能な形で自給自足ができ、民主化された情報とエネルギーの基盤の上に構築される未来を構想しています。この提携は、個人データが保護され、エネルギー消費が最適化され、人々が最小限の電力使用で快適な生活を享受できる理想的なスマートシティ環境の実現に焦点を当てています。

この未来像を推進する主要な革新的技術であるRCTnm デバイスは、TESNOLOGY の分散データ管理テクノロジーと、noco-noco の画期的な長寿命かつ耐高温性を併せ持つバッテリを組み合わせた製品群で、家庭レベルでのデータとエネルギー管理を変革し、最終的にはメッシュ通信によるローカルネットワークを備えたスマートシティを確立します。

これらデバイス群の中核となるTESNOLOGYの「DI Engine」は言語中心のデジタル・システムで、全世界のエネルギー関連グリーンハウスガスの1%を排出しているインターネットやクラウドのインフラストラクチャーに依存することなく、データ保障と情報の民主化を実現します。実際、1つのデータセンターが消費する電力は、最大で5万世帯分に相当し、2030年までにデータセンターは世界の電力の13%を消費すると予測されています。

 

図1: RCTnmによるスマートシティへの展開 

 

さらに、クラウドベースのデータ保管に伴うデータとプライバシーの問題は、世界中でますます厳しく精査され、規制が強化されています。クラウドベースのソリューションによるデータとプライバシーへの懸念が高まる中、RCTnmデバイスは、クラウド以外のデータ保管と管理技術を最適化し、全体的な脱炭素バッテリとエネルギー管理の選択肢を提供します。   

 

RCTnmデバイスは電池の目的を再定義し、電池を単なるエネルギー貯蔵装置から情報・エネルギー管理の中核を担うように変容させます。これらのデバイスは、効率的な電力消費を可能にし、エネルギー需給予測を容易にし、人々が脱炭素活動に積極的に取組めるよう力づけます。 

 

この協業によってもたらされる技術の飛躍的進歩は、持続可能性への取組みを簡素化するだけでなく、脱炭素の取組みから価値を創造するものへと変容させ、環境への影響を最小限に抑えながら事業の成功機会を創り出します。 

 

この取組みの重要性について、noco-nocoのCEOである松村正大は次のように述べています。「noco-nocoの立場から見たこの提携がもたらす価値は明確です。当社のX-SEPA™を組込んだ高性能バッテリの寿命延長とTESNOLOGYの革新的なデータ管理機能の組合わせは、従来の利益指標を超えた相乗効果を生み出します。これらのインテリジェントバッテリは、長期的に企業の運用コストを削減する可能性があるだけでなく、エネルギーシステムの全体的な効率を高め、持続可能で環境に優しい行動に移行していく上で極めて重要な資産となるエコシステムを形成することを可能にします。」 

 

 

TESNOLOGYの社長である近藤克彦は、次のように述べています。「この戦略的業務提携に着手することは、noco-nocoとTESNOLOGYが蓄電システムに革命を起こし、家庭から地域社会全体まで、さまざまな用途においてエネルギー利用をシームレスに最適化することを可能にする決意を共有したことを意味します。」   

 

 

noco-nocoについて: 

noco-noco (Nasdaq銘柄 「NCNC」)は、バッテリ技術のリース、EV販売、カーボンクレジット生成などの事業ポートフォリオを持つ脱炭素ソリューション・プロバイダーです。その技術とソリューションは、世界の持続可能な社会への移行を加速するよう設計されており、高性能で耐熱性が高く、面倒のない電動化への要請に応えています。当社の構想には、EVバッテリーにインテリジェントなエネルギー最適化のためのIoTデバイスを搭載し、クリーンで手頃な価格の持続可能なエネルギーソリューションを明日の世界の最前線にもたらすことが含まれています。 noco-nocoの詳細については、www.noco-noco.com をご参照ください。 

 

TESNOLOGYについて: 

TESNOLOGYは、「RCTnm」の発明者である近藤克彦が代表を務め、様々な分野の技術開発に精通したメンバーがそろったR&D集団です。革新的なデータ管理技術と、電力制御技術、モーター制御技術、バッテリ制御技術、フィンテック技術等の基盤技術同士を組み合わせることで、今まで世の中にはなかった新たな価値の創造を可能とし、新たな製品・サービスの開発を様々な研究機関や企業とのコラボレーションにより実現します。 

 

問い合わせ先:
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E-mailpr@3dom.co.jp 

 

将来の見通しに関する記述:  

本プレスリリースには、1933年米国証券法(「証券法」)第27条Aおよび1934年米国証券取引法(「取引所法」)第21条Eに規定される意味において、noco-nocoが現在入手可能な情報および信念と仮定に基づく将来予想に関する記述が含まれています。場合によっては、将来の見通しに関する記述は、以下の言葉によって識別することができます。「できる(may)」、「する(will)」、「し得る(could)」、「なり得る (would)」、「ものとする(should)」、「期待する(expect)」、「意向である(intend)」、「計画である(plan)」、「予想する(anticipate)」、「信じる(believe)」、「予測する(estimate)」、「推定する(project)」、「可能性がある(potential)」、「継続して(continue)」、「現在起こっている(ongoing)」、「目標とする(target)」、「求める(seek)」、またはこれらの単語の否定形もしくは複数形、ないしは予測もしくは将来の出来事や見通しを示すその他の類似の表現によって、将来見通しに関する記述を識別することができますが、すべての将来見通しに関する記述がこれらの言葉を含んでいるわけではありません。将来の出来事や状況、noco-nocoが事業展開する市場、noco-nocoの将来起こりうるまたは想定される経営結果に関する情報についての期待、予測またはその他の特徴付けに言及する記述も、将来見通しに関する記述です。これらの記述には、リスク、不確実性およびその他の要因が含まれており、実際の結果、活動レベル、業績または成果は、これらの将来見通しに関する記述によって明示的または黙示的に示されたものとは大きく異なる可能性があります。noco-nocoは、本コミュニケーションに含まれるそれぞれの将来見通しに関する記述には合理的な根拠があると信じていますが、これらの記述は、現在知られている事実および要因、ならびに本質的に不確実な将来の予測の組合わせに基づいていることにご注意ください。noco-nocoは、本コミュニケーションの将来見通しに関する記述が正確であると保証することはできません。これらの将来見通しに関する記述は、特に世界的なCOVID-19パンデミックの影響、潜在的な訴訟、政府または規制手続きの結果、およびその他のリスクと不確実性を含む多くのリスクと不確実性の対象となります。noco-nocoが現在把握していない、または重要でないとnoco-nocoが現在考えているリスクがさらに存在する可能性があり、それによって実際の結果が将来の見通しに関する記述に含まれるものと異なる可能性もあります。これらの将来見通しに関する記述には重大な不確実性が含まれているため、これらの記述は、noco-nocoおよびその各取締役、役員、従業員、またはその他のいかなる人物による、noco-nocoが特定の期間内に、または全くその目的および計画を達成することを表明または保証するものではありません。このプレスリリースに記載されている将来の見通しに関する記述は、この通信の日付時点でのnoco-nocoの見解を表しています。その後の出来事や進展により、これらの見解が変更される可能性があります。ただし、noco-nocoは将来これらの将来見通しに関する記述を更新する可能性がありますが、適 用法で義務付けられている範囲を除き、現在のところ更新する意図はありません。したがって、本通信の日付以降のいかなる日付におけるnoco-nocoの見解を表すものとして、これらの将来見通しに関する記述に依拠すべきではありません。 

 

2023年10月25日
弊社の執行役員/知財代表が、知的財産アナリスト表彰で特別賞を受賞しました

知的財産教育協会が開催する知的財産アナリスト表彰において、弊社の執行役員であり知財代表の原田 雅子が、特別賞を受賞しました。

知的財産アナリスト表彰は、知財経営やグローバルな事業展開の実現に貢献する知的財産アナリストとして、知財情報分析や人材育成の取り組み、あるいは、知的財産アナリストのプレゼンスを向上する取り組みにおいて、顕著な努力を払い成果を挙げた知的財産アナリストの功績を表彰する制度です。1,400人を超える対象者から、一定の条件に当てはまる者が表彰されるのですが、中でも特別賞は、成果が顕著であると認められる者に与えられる賞です。

詳細は以下、知的財産教育協会ホームページでご確認いただけます。
URL:https://ip-edu.org/ipa_commendation

 

執行役員/知財代表 原田 雅子のコメント
「今回、特別賞をいただき大変光栄です。新たに挑戦する知財経営や取組みを評価していただけた結果であると受け止めております。私一人の力で得られたものではなく、お力添えいただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。目まぐるしく世界が変化する中、新しい時代を創り上げていくには、時には従来通りの知財戦略から脱却する勇気が必要で、先を見越して柔軟に新たな戦略に挑戦することが大事であると考えております。これからも、社会課題の解決、そして日本を元気にするために挑戦し続けたいと思います。」

 

スリーダムアライアンスグループは、知財戦略が経営の中核を担うものと考えており、今後も革新的な技術×ビジネスモデル×知財戦略×ブランドを核とした戦略を構築していきます。

2023年10月23日
noco-noco、X-SEPA™セパレータとリチウムイオン電池開発企業 noco-techを買収予定

シンガポール、2023年10月23日 – 脱炭素ソリューション・プロバイダーであるnoco-noco Inc.(NASDAQ: NCNC、以下「noco-noco」)は本日、noco-nocoの子会社であるnoco-noco Pte. Ltd.を通じ、スリーダムアライアンス(以下「3DOM」)から3DOMグループ傘下の技術革新企業であるnoco-tech Inc.(以下「noco-tech」)を買収するための株式売買契約を締結したと発表しました。3DOMが開発したセパレータ技術である「X-SEPA™」の製造および販売に関する無期限ライセンスを保有しているnoco-nocoは、今回の取引を通じてセパレータの製造が可能となります。本取引により、noco-nocoは買収資金調達のため、1株あたり2米ドルの価格で最大2,500万株の新株を発行します。

3DOMが開発したセパレータ技術「X-SEPA™」は、最新の研究開発テストによれば、独自の耐高温仕様の電解液と組み合わせる事により60℃の高温環境下で従来のリチウムイオン電池の寿命が5倍まで伸ばすことができます。更に寿命の伸長が予想されており、この技術は、バッテリパックを設計する際に高価な冷却システムとスペースの必要性を低減することが見込めるため、EVユーザーにとってセル保証コストの大幅な削減が期待でき、インドや広範なアジア地域のような高温気候地域での普及の可能性を高めます。また、X-SEPA™は、自動車分野にとどまらず、データセンター、エアモビリティ、船舶などの海洋アプリケーションなど多様な産業ニーズに対応しており、幅広い分野での持続可能なエネルギーソリューションとして期待されています。

noco-techは、革新的なバッテリ技術の研究開発と生産に焦点を当てた3DOMの子会社です。横浜の3600平方メートルの施設に広がる年間35MWhの最先端生産能力を持っており、この買収をすることによりnoco-nocoは、X-SEPA™の商業化への道のりを即座に加速することができ、アジア全域の電池メーカーからの需要に対応することができます。

「この戦略的取引は、8月に上場した際にnoco-nocoが掲げた目標と株主への公約の実行に向けた重要な一歩となります。noco-nocoはnoco-techのX-SEPA™生産機能を獲得することで、同商品の商業化と世界市場への参入を加速させることができると予想されます。2024年第4四半期までに量産を開始し、次の四半期までには納入を開始する予定です。」とnoco-nocoの松村正大CEOは述べました。

さらに松村は、「noco-techのチームが、自動車、バッテリ、電機、化学の各分野で数十年の専門的な経験を持つエンジニアをnoco-nocoに迎えることは、当社が脱炭素革命を世界でリードする上での重要な証となります。地球温暖化が続く中、持続可能な電化を実現するX-SEPA™に対し見込み顧客からの高い関心が寄せられており、この買収に伴い、当社はすでに生産能力を3GWhまで拡大することを計画しています」と述べました。

「より広い3DOMグループ内での親会社と子会社としての協力関係を基に、noco-nocoとの意図的なパートナーシップを築くことは、戦略と合致するものです。」とnoco-techのCEOである森辰男は述べております。さらに「noco-techは過去10年間、X-SEPA™ラインの開発の最前線に立っていました。現在、高温条件下におけるバッテリの寿命と持続可能な電化に対する重要なボトルネックの1つを解消することができるのは、チームの能力の高さとビジョンが秀逸であることを示しています。noco-nocoの使命との相乗効果は明らかであり、この会社の新たな成長のステップに参加できることを嬉しく思います。」と言及しました。

「この技術革新を取り入れることは、効率と寿命を大幅に向上させるだけでなく、現在のリチウムイオン電池が直面している課題に対する実用的な解決策を提供し、分野やニーズを問わず、エネルギー貯蔵の未来にとって確かな選択肢を提供します。」と松村は述べています。また「私たちは、この新たな一歩を踏み出すことで、持続可能なエネルギー分野だけでなく、電動モビリティの分野においても脱炭素技術を再定義し、世代交代を促していきます。」とも述べています。

noco-nocoのDarren Ng最高財務責任者(CFO)は、この買収の仕組みについて次のようにコメントしています。「この買収のための新株の割当と発行は、noco-nocoの成長を加速させるという株主の利益に沿ったものであり、またnoco-nocoが手元資金を確保しながら、将来的に財務の柔軟性を高めることを可能にするものです。1株当たり2米ドルの発行価格は、本株式売買契約締結前のnoco-noco株の直近30取引日および50取引日の移動平均の中点を基準として決定されました。この買収は、X-SEPA™の納入が開始されれば、初年度にnoco-nocoの1株当たり利益(EPS)を増加させる見込みです。

この取引は2023年第4四半期に完了する予定です。

また本株式売買契約の完了には、デューデリジェンスが十分に完了すること、noco-nocoが本取引に関する株主の承認と本取引に必要とされる規制当局の同意と承認(該当する場合)を得ることなど慣例的な条件が必要になります。

 

 

noco-nocoについて

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命・高耐熱性能を実現した画期的なバッテリセパレータ技術
「X-SEPA™」から、グリーン輸送のためのカーボンニュートラル・リース・プラットフォーム「noco-noco Lease」まで、noco-nocoはクリーンで手ごろな価格の持続可能なエネルギーソリューションの必要性に取り組んでいます。noco-nocoは、オーストラレーシア全域で重要な二酸化炭素削減プロジェクトを開発するだけでなく、EVバッテリにIoTデバイスを搭載し、データライトでスマートなエネルギーの最適化と利用を実現する未来に向けて取り組んでいます。

 

noco-techについて

noco-techは、3DOMグループ傘下の電池技術研究開発イノベーターです。そのポートフォリオには、バッテリのプロトタイプを含むリチウムイオン電池の技術が含まれています。2023年に設立され、横浜で3DOMのX-SEPA™セパレータ技術を含む技術的躍進の最前線にいます。

 

問い合わせ先:
株式会社スリーダムアライアンス
グローバル広報
電話:03-5544-8275(代)
E-mail:pr@3dom.co.jp

 

セーフハーバー声明

本プレスリリースには、1995年米国私的証券訴訟改革法で定義された「将来の見通しに関する記述」が含まれています。将来の見通しに関する記述には、計画、目的、目標、戦略、将来の出来事または業績、および基礎にある仮定に関する記述、および過去の事実に関する記述以外のその他の記述が含まれます。noco-noco Inc.(以下「当社」)が、「できる(may)」、「する(will)」、「意向である(intend)」、「ものとする(should)」、「信じる(believe)」、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「推定する(project)」、「見積もる(estimate)」、または過去の事項のみに関連しない同様の表現を使用する場合、それは将来の見通しに関する記述をしています。将来の見通しに関する記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものであり、実際の業績は、将来の見通しに関する記述に記載された当社の予想とは大きく異なる可能性があります。これらの記述は、当社の目標および戦略、当社の将来の事業展開、製品およびサービスの需要および受け入れ、技術の変化、経済状況、中国における第三者資産管理業界の成長、評判およびブランド、競争および価格設定の影響、政府の規制、中国および当社がサービスを提供する国際市場における一般的な経済およびビジネス状況の変動、前述のいずれかの基礎となる仮定または関連する仮定、および当社が証券取引委員会に提出した報告書に記載されているその他のリスクを含む(ただし、これらに限定されない)不確実性およびリスクの影響を受けます。とりわけこれらの理由により、投資家は本プレスリリースの将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。その他の要因については、当社が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されており、www.sec.gov上でご覧いただけます。当社は、本プレスリリースの発表日以降に発生する事象や状況を反映するために、これらの将来の見通しに関する記述を公に修正する義務を負いません。

2023年09月28日
noco-nocoとLNG Alliance、カーボンクレジットのオフテイク契約に向けた基本合意書を締結

シンガポール、2023年9月28日 – 脱炭素ソリューション・プロバイダーであるnoco-nocoと液化天然ガス(LNG)の受入基地のプロジェクト開発、調達、供給を行う総合企業であるLNG Allianceは、noco-nocoが開発しているカーボンクレジットをLNG Allianceが購入することに関する拘束力のない基本合意書を締結したことを本日発表しました。

シンガポールを拠点とする両社の間で提案されている売買に関する取引契約(オフテイク契約)は5年間にわたるもので、これによりLNG Allianceはnoco-nocoから年間100万トンから200万トンに相当するカーボンクレジットを購入することが可能になります。これはnoco-nocoにとって、カーボンクレジットに関する初めてのオフテイク契約となります。

今回の発表は、子会社のnoco-noco Australiaが確保した30以上の契約済み二酸化炭素削減プロジェクトの開発準備を進めるnoco-nocoにとって重要なマイルストーンとなります。パプアニューギニア全域に位置するREDD+森林減少回避プロジェクトは、530万ヘクタールに渡る土地で推進され、毎年およそ1億5,900万トンのカーボンクレジットを創出すると推定されています。パプアニューギニア政府は、同国のカーボンクレジットプロジェクトの認証を一時的に停止していましたが最近それを解除する方向で準備をしており、気候変動開発庁に提出された2つのプロジェクトに対し支持することを表明しました。

今後創出されたカーボンクレジットは、noco-nocoの事業展開の中で発生する不可避なCO排出のオフセットに適用されるとともに、脱炭素化に取り組む第三者にも販売されます。

国連気候変動枠組条約(UNFCC)のパリ協定の採択で、世界中の政府や企業がネット・ゼロ宣言の達成に向けて取り組む中、世界のカーボンクレジット市場は2028年までに2兆6800億米ドルに達すると予想されており、持続可能な社会へ移行していくための重要な手段の一つとなっています。

noco-nocoのCEOである松村正大は、「近年、持続可能な社会実現という目標達成に向けカーボンクレジットの利点が明らかになるにつれ、質の高いカーボンクレジットに対する世界的な関心と需要が急増しています。当社は、気候危機を緩和するためには多方面からのアプローチが必要であると認識しています。パプアニューギニアとオーストラリアで開発しているカーボンクレジット・プロジェクトは、ボランタリー市場とコンプライアンス市場の両方に適格となることを目指しており、企業により多くの柔軟性と選択肢を提供することができます。今回のLNG Allianceとの基本合意書締結は、初めてのオフテイク契約に繋がる可能性がありとてもうれしく思っております。」とコメントしています。

LNG AllianceのCEOであるMuthu Chezhian博士は、「今後LNG液化施設から運ばれるLNG貨物やLNG輸送により排出されるCO2は、noco-nocoから調達する可能性のある高品質のカーボンクレジットの相当量を償却することでオフセットされます。LNG Allianceはよりクリーンなエネルギーを提供し、私たちのお客様がより低炭素な未来へ移行することを可能にするという目標を掲げており、カーボンニュートラルなLNG貨物は当社にとって重要なマイルストーンとなります。」 とコメントしています。

 

noco-nocoについて

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命で耐熱性の高い電池のセパレータ技術「X-SEPA™」やカーボンニュートラルなリースプラットフォームにより、クリーンで導入への負担が少ない持続可能なエネルギーソリューションのニーズへ対応することを目指します。EVバッテリにIoTデバイスを搭載し、データの軽量化、エネルギーの最適化を実現する未来に向けて取り組んでいます。

 

LNG Allianceについて

LNG Allianceはシンガポールを拠点とするプロジェクト開発会社で、ガス・LNG分野に関するエネルギーインフラのプロジェクト開発において豊富な経験を有し、アジア、中東、中南米におけるLNG受入基地建設プロジェクトで10年の実績を持ちます。メキシコ、インドネシア、インド、モンテネグロ、カリブ海で進行中のLNGインフラとLNG供給プロジェクトにおいて、コンセプトから試運転、プロジェクト遂行、資産所有、運営に至るまで、完全に統合されたターンキー・ソリューション・プロバイダーとして、LNG受入基地建設のためのエンド・ツー・エンド・プロジェクト開発を提供します。

 

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社スリーダムアライアンス
グローバル広報
電話:03-5544-8275(代)
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セーフハーバー声明

本プレスリリースには、1995年米国私的証券訴訟改革法で定義された「将来の見通しに関する記述」が含まれています。将来の見通しに関する記述には、計画、目的、目標、戦略、将来の出来事または業績、および基礎にある仮定に関する記述、および過去の事実に関する記述以外のその他の記述が含まれます。noco-noco Inc.(以下「当社」)が、「できる(may)」、「する(will)」、「意向である(intend)」、「ものとする(should)」、「信じる(believe)」、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「推定する(project)」、「見積もる(estimate)」、または過去の事項のみに関連しない同様の表現を使用する場合、それは将来の見通しに関する記述をしています。将来の見通しに関する記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものであり、実際の業績は、将来の見通しに関する記述に記載された当社の予想とは大きく異なる可能性があります。これらの記述は、当社の目標および戦略、当社の将来の事業展開、製品およびサービスの需要および受け入れ、技術の変化、経済状況、中国における第三者資産管理業界の成長、評判およびブランド、競争および価格設定の影響、政府の規制、中国および当社がサービスを提供する国際市場における一般的な経済およびビジネス状況の変動、前述のいずれかの基礎となる仮定または関連する仮定、および当社が証券取引委員会に提出した報告書に記載されているその他のリスクを含む(ただし、これらに限定されない)不確実性およびリスクの影響を受けます。とりわけこれらの理由により、投資家は本プレスリリースの将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。その他の要因については、当社が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されており、www.sec.gov上でご覧いただけます。当社は、本プレスリリースの発表日以降に発生する事象や状況を反映するために、これらの将来の見通しに関する記述を公に修正する義務を負いません。

 

 

2023年09月21日
noco-noco と OGO Energy、インドにおける持続可能な電動化を目的とした協業を発表

シンガポール/インド、2023年9月21日 – シンガポール有数の脱炭素ソリューション・プロバイダーかつバッテリ技術の革新者であるnoco-nocoと、バッテリ・マネージメント・システム(BMS)とエネルギー貯蔵システム(ESS)の統合とソリューションに特化した技術主導型のインドのスタートアップ企業であるOGO Energyは、インドにおける持続可能な電動化を加速するため、2023年8月25日に長期的な覚書(MOU)を締結しました。

この提携は、noco-nocoの長寿命で高性能なバッテリ技術とOGO EnergyのBMS製造に関する専門知識を組み合わせたもので、海運、データセンター、通信、モビリティなど、脱炭素化の必要性が高まる中でのエネルギーソリューションに革命を起こすことを目的としています。

OGO Energyは、noco-nocoのセパレータ技術「X-SEPA™」によって長寿命と耐熱性を向上させた電池セルと独自のBMSを組み込んだバッテリパックを、OGO Energyがインドで持つ100MWh規模の組立工場で製造します。OGO Energyの持つセル製造企業との世界的なネットワークを基盤に、パックは高いカスタマイズ性を提供するよう設計され、特定の市場の需要に対応し、従来の標準化されたパックと比較して柔軟性が向上します。OGO Energyとnoco-nocoは共同で、定置型エネルギー貯蔵や相手先ブランド製造業者(OEM)を含む顧客にバッテリパックを販売します。noco-nocoはまた、OGO Energyが設置したバッテリパックをリースサービスで提供し、持続可能なエネルギーソリューションの普及と利便性をさらに促進します。その結果生みだされるソリューションは、市場と環境に優しい循環型経済の推進に貢献し、noco-nocoが創出するカーボンクレジット、IoT、スマートエネルギーの最適化など将来的に統合できる可能性も視野に入れています。

インドが脱炭素化と電動化への国家的コミットメントを加速させる中、高温条件下でも長持ちするバッテリの必要性がこれまで以上に高まっています。noco-nocoの技術はこの重要な課題に対応し、インド市場に持続可能なソリューションを提供します。60℃での充放電サイクル寿命試験の最近の中間結果では、X-SEPA™と耐高温電解液を使用した電池は、2,000サイクル後に汎用の部材を使用した電池と比較して大幅に高い容量保持率を示しています。容量保持率80%のエンド・オブ・ライフを設定した場合、電池寿命が約5倍に伸びます。一般的な電気自動車(EV)用途のニーズを満たし、セカンドライフの可能性を大きく広げるものです。

noco-nocoのCEOである松村正大は、「ESSとe-モビリティを横断する協業から生まれるイノベーションは、インド特有のニーズに対応し、二酸化炭素排出量を削減する上で極めて重要な役割を果たすでしょう。私たちは、バッテリの寿命と性能を大幅に向上させるという画期的な進歩を遂げ、特に世界の暑い地域における電化普及のボトルネックに対処してきました。このMOUにより、当社はインドのような刺激的な市場で成長し、OGO Energyの東南アジア、南アジア、中東にわたる広範なエネルギーセクターのネットワークを活用することができます。」 とコメントしています。

また、OGO EnergyのCEO兼共同設立者であるアビシェック・シンは次のように述べています。

「ESSは、すべての人に手頃な価格で信頼できる持続可能な近代的エネルギーを提供するための基本要件です。さらに、エネルギー貯蔵は、再生可能エネルギー発電容量を増加させ、100%再生可能エネルギー発電に移行するための鍵となります。今回のパートナーシップは、OGO Energyの中核技術と、複数のアプリケーションにまたがるバッテリ・マネージメント・システムを備えたバッテリシステムを独自に設計・構築する能力を補完するものです。OGO Energyとnoco-nocoの長期的MOUは、世界を脱炭素化し、より健全な地球を構築することを目指す新時代の技術主導型企業2社間の理解の証であり、両組織にとってwin-winの関係です。」

 

noco-nocoについて

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命で耐熱性の高い電池のセパレータ技術「X-SEPA™」やカーボンニュートラルなリースプラットフォームにより、クリーンで導入への負担が少ない持続可能なエネルギーソリューションのニーズへ対応することを目指します。EVバッテリにIoTデバイスを搭載し、データの軽量化、エネルギーの最適化を実現する未来に向けて取り組んでいます。

 

OGO Energyについて

OGO Energyは、独自開発のBMSを搭載したバッテリーエネルギー貯蔵システムを中心に、エンドツーエンドのエネルギー貯蔵ソリューションを提供する特別なプロバイダーであり、現地に設立されたバッテリ製造ユニットで国内外市場に対応することで、重要なプレーヤーになることを目指しています。同社の統合プラットフォームは、設計、技術、製品、サービスを網羅し、エネルギー貯蔵システムソリューションのバリューチェーンの大部分に対応しています。OGO Energyの製品領域は、グリッドストレージ、UPS/データセンター、通信、海洋、電動モビリティなど、定置型と移動型の両方のアプリケーションをカバーしています。

 

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社スリーダムアライアンス
グローバル広報
電話:03-5544-8275(代)
E-mail:pr@3dom.co.jp

 

OGO Energy
Abhishek Singh / Ramesh Gupta
E-mail : abhishek@ogoenergy.com / ramesh@ogoenergy.com

 

セーフハーバー声明 

本プレスリリースには、1995年米国私的証券訴訟改革法で定義された「将来の見通しに関する記述」が含まれています。将来の見通しに関する記述には、計画、目的、目標、戦略、将来の出来事または業績、および基礎にある仮定に関する記述、および過去の事実に関する記述以外のその他の記述が含まれます。noco-noco Inc.(以下「当社」)が、「できる(may)」、「する(will)」、「意向である(intend)」、「ものとする(should)」、「信じる(believe)」、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「推定する(project)」、「見積もる(estimate)」、または過去の事項のみに関連しない同様の表現を使用する場合、それは将来の見通しに関する記述をしています。将来の見通しに関する記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものであり、実際の業績は、将来の見通しに関する記述に記載された当社の予想とは大きく異なる可能性があります。これらの記述は、当社の目標および戦略、当社の将来の事業展開、製品およびサービスの需要および受け入れ、技術の変化、経済状況、中国における第三者資産管理業界の成長、評判およびブランド、競争および価格設定の影響、政府の規制、中国および当社がサービスを提供する国際市場における一般的な経済およびビジネス状況の変動、前述のいずれかの基礎となる仮定または関連する仮定、および当社が証券取引委員会に提出した報告書に記載されているその他のリスクを含む(ただし、これらに限定されない)不確実性およびリスクの影響を受けます。とりわけこれらの理由により、投資家は本プレスリリースの将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。その他の要因については、当社が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されており、www.sec.gov上でご覧いただけます。当社は、本プレスリリースの発表日以降に発生する事象や状況を反映するために、これらの将来の見通しに関する記述を公に修正する義務を負いません。

 

2023年09月14日
日刊工業新聞にBATTERY JAPAN 2023でnoco-nocoの出展内容が掲載されました

9月13日~15日開催中のBATTERY JAPAN 2023で当社の新たな取り組みである「X-10プロジェクト」に関する記事が掲載されました。

掲載:日刊工業新聞(2023年9月14日)
スリーダムアライアンス、長寿命リチウム電池を試作・活用 9社と連携し実証
URL:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/685931
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2023年09月06日
パプアニューギニアにおけるカーボンクレジット事業に関する進捗報告

2023年8月29日、パプアニューギニア(以下、「PNG」)の気候変動・開発庁(以下、「CCDA」)は、Hop2it Australasia Pty Ltd(以下、「Hop2it」)がCCDAに提出したPNGの2つの炭素削減プロジェクトへの支持を、公式文書によって認めました。

この2つのプロジェクトは、Hop2itがPNGの土地所有者と合意した30以上の署名済かつ進行中のプロジェクトのうち、森林伐採の回避に関するものです。Hop2itの株主はnoco-noco Inc.(以下、「NNI」)の株主であり、NNIとの間にHop2itの炭素削減プロジェクトから得られる利益の52%がNNIに支払われる取決証書があります。さらに、同取決めにより、森林地主と新たに契約するプロジェクトはすべて、NNIの子会社であるnoco-noco Australia Pty Ltdが契約することになり、NNIが52%、Hop2itの株主が48%を所有しています。

CCDAが検討した当初の2つのプロジェクトは、(1)湾岸州Kikori地区のOrumako慣習的土地所有者地域と、(2) 中央州Abau地区のCloudy Bay慣習的土地所有者地域です。これらの土地区画の面積はそれぞれ52,750ヘクタールと148,434ヘクタールです。CCDAは以下のように認識しています。

 

  1. この2つのプロジェクトは、PNGが採択した国家REDD+方法論と開発ガイドラインに基づいて提出されたものであり、Hop2itがREDD+の認証を受けた提案者として、また、Hop2itに優先的な検証確証機関を提供している英国のナチュラルフォレストスタンダード(以下、「NFS」)を債権者およびカーボンクレジット・ユニットを獲得するため審査・協力する機関として、準備されCCDAに提出されたものです。
  2. Hop2itとNFSの両当事者は、(2022年3月以来実施されている)国のモラトリアムが解除された後、NFSにCCDAの許可を発行する資格をもたらす複数のプロジェクト設計書の完成に取り組んでいます。Hop2itは、このモラトリアム解除が極めて近い将来実現するものと理解しています。

 

現在PNGには30以上の契約済プロジェクトが確保されており、合計約530万ヘクタールの森林総面積に関するもので、年間1億5,900万トンのカーボンクレジットを創出できる可能性があります。上記の2つのプロジェクトは、CCDAによって承認・支援された最初のプロジェクトです。

今後創出されたカーボンクレジットは、noco-nocoが展開するクリーンで効率の高いリースサービスでの利用や第三者への販売などを通して、不可避なCO2排出のオフセットに適用されます。

 

 

noco-nocoについて

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命で耐熱性の高い電池のセパレータ技術「X-SEPA™」やカーボンニュートラルなリースプラットフォームにより、クリーンで導入への負担が少ない持続可能なエネルギーソリューションのニーズへ対応することを目指します。2023年8月にナスダックに上場しました。詳細については添付URLをご参照ください。www.noco-noco.com

 

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